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プロジェクト紹介

視覚障害者がスマートスピーカーの対話型デバイスを活用するための基礎研究

視覚障害者が広く利用するインターネット上のオンライン図書館「サピエ」の図書情報を視覚障害者が音声で制御できるようにするためのAIによる情報提供システムを構築する。

プロジェクト期間

2020年度プロジェクト [ 2019年度〜継続中 ]

目的

 視覚障害者のパソコン利用は, 画面情報を合成音声や点字に変換して出力するスクリーンリーダーを用いる.スクリーンリーダーは, 画面に表示された各種コントロールの状態を取得してフィードバックする機構を持ち, 画面が見えなくとも操作できる機能を提供する.取得できる内容は, 主にコントロールに付随するテキストである. そこから文字「青報の解析を行い,合成音声エンジンや自動点訳エンジンに渡す処理をする.
 一方、視覚障害者の読書には、 従来の点字に翻訳された本やボランティアの手によって録音された音声図書 がある。 近年は、これらの媒体はすべて電子データ化され、インターネットのオンライン図書館「サピエ」から入手して読書を楽しめるようになった。 しかし、 サピエにアクセスするには、専用の再生器「プレクストーク」 (http://www.plextalk.com/jp/) や、点字 PDA 「ブレイルセンス」 (http://www.extra.co.jp/sense/bso_u2mini.html)などを購入して使えるようになっているのが前提である。 PCを使用する場合においてもスクリーンリーダーの複雑な操作をマスターしなければ読書が楽しめないことなどを考えても、必ずしも視覚障害者にとっては読書はハードルが高い。
 近年、Amazon のスマートスピーカー「Echo」や Google の「Google Home」などの搭乗により、 音声によって機器を操作する方式が普及してきた。 話しかけると応答を返すという仕組みのスマートスピーカーである。これらの機器は最初の初期設定さえできれば、 後は音声で制御できるようになっており、PC やタブレットの操作に不慣れな視覚障害者にとっても有効なテクノロジーになる可能性を秘めている。
 そこで、本研究では、近年普及してきたスマートスピーカ ーのAIの活用を通じて、視覚障害者の情報提供のあり方を検討する。 その上で、サビ工のようなサー ビスをよりアクセスしやすくするシステムを構築する。

 

内容

1.スマートスピーカーを取り巻くAI開発のための調査
Amazon の「Echo」シリ ーズを主軸に、スマートスピーカーを音声で制御するための技術的な実装の仕方に
2.サビエシステムの応用
視覚障害者の多くが利用しているオンライン図書館「サビエ」を Amazon の Echo で音声コントロールできるようにする。 今年度は、サピエに登録された新着図書情報を取得し、話しかけるとそれら情報を音声で応答するように構築する。

 

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