現在のページはHOMEの中の研究プロジェクトの中の点字読書速度に及ぼす諸要因の影響のページです。

プロジェクト紹介

点字読書速度に及ぼす諸要因の影響

点字読書速度の個人差は非常に大きい。本研究では、点字ユーザの黙読の読書速度の個人差がユーザのどのような特性に起因しているかを明らかにする。

プロジェクト期間

2017年度プロジェクト [ 2014年度〜継続中 ]

目的

点字読書速度を問題にする研究では、点字ユーザに音に出して読む音読課題を行うことが多い。大島(2016)は音読の点字読書速度に影響する個人特性と文章特性を評価し、個人特性の中では失明時期と点字利用頻度の影響が大きいことを明らかにした。しかし、日常においてユーザは黙読で点字を読むことが多い。そこで本プロジェクトでは、黙読での点字読書速度に影響する個人特性と文章特性を評価し、音読での読書速度との比較を行う。

内容

点字読書速度には、点字の素材や形、サイズなどの点字の特性に加え、文章特性や個人特性方が影響することが知られている。特に、点字ユーザごとに読書速度の個人差は大きく、早期失明のユーザの方が、中途失明のユーザよりも早く読める傾向がある。本プロジェクトでは、点字ユーザの黙読の読書速度の個人差がユーザのどのような特性に起因しているかを明らかにすることを目的としている。
 日常的に点字を利用している点字ユーザを対象とし、音読課題と黙読課題を行う。また、文章理解度の評価を行うため、文章内で使用されていた単語を判断する再認課題、文章内容に関する設問に答える内容理解度評価、5段階評定により自身の理解度を評価する主観的内容理解度評価を行う。
大島(2016)と同様に、文章特性・点字特性・個人特性が黙読・音読での読書速度に与える影響を階層的線形モデルにより定量化し、音読と黙読の最適モデルの比較を行い、2つの課題の相違点を明らかにする。

ページの先頭へ