現在のページはHOMEの中の研究プロジェクトの中のキラルな有機化合物の合成と構造の解析のページです。

プロジェクト紹介

キラルな有機化合物の合成と構造の解析

本プロジェクトでは,薬剤として有望なキラルな有機化合物などを合成し,その構造をNMRやX線で解析する。また物性,特に生理活性と構造との相関を調べる。

プロジェクト期間

2017年度プロジェクト [ 2015年度〜継続中 ]

目的

キラルとは,右と左の区別がつくことを意味する。天然のアミノ酸はL系列にほとんど限られており,このためそれから構成される酵素のポケットが非対称となり,基質の鏡像異性体を見分けることができる。このように,化合物の生理活性(あるいは薬理活性)は, その分子の絶対配置を含めた立体構造に大きく依存する。 本プロジェクトでは,薬剤として有望なキラルな有機化合物などを合成し,その構造をNMRやX線で解析する。また物性,特に生理活性と構造との相関を調べる。

内容

環状トリベプチド骨格中にピアリールエーテル構造を有する,海洋天然物ユーリパミド(euripamide)の誘導 体の合成を予定している。 天然物自体は生理活性を示さないが,そのハロゲン誘導体はメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)に対する抗生物質の抗菌活性を回復させる作用を有することを見いだした。結晶化は容易では ないことがわかったが,さらに結晶化の条件を検討する。そして可能な限りX線結晶構造解析を行い,分子の立体構造を明らかにする。 また,必要に応じて他の種類の有機化合物の結晶構造も,X線回折法で決定する。

ページの先頭へ