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メンバー紹介

雨宮 昭南 Shonan Amemiya

雨宮 昭南

分野 生物学
専門 進化発生学
所属
学歴 東京大学理学系研究科博士課程修了(理学博士)
東京大学理学部臨海実験所 助教授
東京大学理学系研究科生物科学専攻 教授
東京大学新領域創成科学研究科 教授 歴任
東京大学名誉教授
連絡先

研究・教育

研究テーマ

始原新口動物のボディプラン


研究概要

新口動物は、脊索動物(脊椎動物を含む)、半索動物、棘皮動物の3門によって構成される。ウニ綱、ヒトデ綱、ナマコ綱、クモヒトデ綱、ウミユリ綱の5綱からなる棘皮動物の中で最もbasalな位置を占める有柄ウミユリ類の個体発生過程は、新口動物共通祖先のボディプランを再現する可能性を持つことから、新口動物研究者の多くが関心を寄せている。しかし、有柄ウミユリ類は基本的に深海性で500メートル以深に生息し、採集と飼育の困難から現生種の研究は進んでいない。
神奈川沖相模湾、静岡沖駿河湾は、深海性生物が浅い海に現れる極めて特殊な海域として世界に知られ、有柄ウミユリ類の一種トリノアシが100-150メートルの比較的浅海で発見される。我々は、この海域の海洋生物地理学上の特性に着目して、トリノアシを採集し、その個体発生過程の研究を行い、受精から変態-着底後のペンタクリノイド期に至るまでの発生過程を記録した。これは、有柄ウミユリ類についての記載として最初の例である。この成功を背景にして、トリノアシ個体発生における形態形成過程の研究から、全新口動物の共通祖先が持っていた形質を推察して、そのボディプランを構築することを研究のテーマとしている。この研究は、今を遡る5億年、太古の海の中で、背骨ができる前に何が起きたかを明らかにする。

(lightboxで画像ウインドウが開きます)

棘皮動物ウミユリ類トリノアシ(Metacrinus rotundus)

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